なんだか最近、スーパーの鮮魚売り場に鰹(カツオ)がよく並んでいるような・・・
そっか、いつの間にか鰹の季節になったんですね!!
春に獲れるのは「初鰹」、
秋に獲れるのは「戻り鰹」と呼ばれています。
今回は、わたしが愛してやまないカツオちゃんについて調べていきましょう。
春と秋で味が違う!?鰹の旬は2回

カツオの稚魚は餌を求めて春頃に北上し、大きくと成長していきます。
そして大人になったカツオは、産卵のために故郷へ戻ってきます。
カツオは年2回旬の時期があり、
春は若くてピチピチ、身が引き締まって脂が少ないので
さっぱりと食べられます。
赤みが多いのも特徴で、プリプリ食感が美味しさのポイントに。
いっぽう秋は栄養を蓄えてよく肥えているので、
脂がたっぷりで、ねっとりした食感を楽しめます。
みずみずしい赤身のマグロが好きな人は春に、
濃厚な甘さのトロが好きな人は秋にカツオを食べるのがおすすめ!
わたしはもちろん、
春も秋も必ずいただきます♪
生のカツオと冷凍物、どっちが美味しい?

鮮魚売り場に行くと、
カツオのお刺身がたくさん並んでいました。
今出ているのは秋の戻り鰹、
濃厚なトロのような食感と甘みが味わえます。
よく見ると「生カツオ」と書かれているものもあれば、
「冷凍/解凍」となっているものもありますね。
最近の冷凍技術では味や見た目を損なわずに、
水揚げされたばかりの頃と同じような状態で届けられるので、
生に美味しさが劣るということはありません。
生の方が美味しいという人もいるけど、
とんでもなく繊細な舌をお持ちでなければ、
ほとんどの場合、ただの思い込みです(笑)
そりゃあ、半冷凍の状態で食卓に出せば気づくでしょうが・・・
しっかり解凍して、水分を拭き取って食べれば
生の場合と変わりなく美味しく食べられますよ。
生臭さが気になる場合は、お刺身に軽く塩を振り、
10分経ったら水で優しく洗い流して
キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。
解凍した時に出てくる血(ドリップ)が生臭さの原因なので、
これをキレイにすれば風味が良くなります。
カツオで貧血予防!美肌づくりにも効果的

カツオに含まれるたんぱく質、鉄分などの栄養素は、
魚のなかでもトップクラスの量だとか。
ビタミンB12やヘム鉄など、貧血予防に効果的な栄養素が豊富に含まれています。
善玉コレステロールを増やして血液サラサラになる
DHAやEPAといった脂肪酸も多く、
家族みんなで食べたいお魚です。
ニキビやシミ、たるみ、肌荒れ、黄ぐすみ、青いクマなどの抑制に効果のある
最近注目の美肌成分「ナイアシン」もたくさん含まれています。
他の魚に比べて、この栄養素の含有量も多いので
美肌のために食べるならカツオが一番!
たんぱく質も美しく痩せるために必要な栄養素なので、
運動の前後や、朝食に食べるのもおすすめです。
カツオは黒っぽい血合い部分に多くの栄養があります。
苦手な人もいるかもしれませんが、
取り除かず、赤身と一緒に食べてくださいね。
わたしはむしろ、血合い部分が広いものを選んで買ってくるくらいです(笑)
どのお刺身が美味しい?鮮度が分かるチェックポイントをご紹介!

カツオを丸々1匹買う人はあまりいないと思うので、
今回はお刺身や切り身で売られている場合の見分け方をご紹介しましょう。
鮮度が良くて美味しいのは、
・鮮やかな赤色のもの
・血合いが赤黒く、くすんでいないもの
・表面が虹色になっていないもの
です。
茶色っぽく変色していたり、表面が虹色になっていたりすると
鮮度が落ちているサインなので気をつけましょう。
カツオに含まれるビタミンB群は熱に溶けやすいため、
生食するのがおすすめです。
いっぽう、油と一緒に摂るとビタミンDの吸収率が上がります。
他にも食べ合わせによって健康成分の相乗効果が期待できるでしょう。
こちらの記事で詳しくご紹介しているので、
「今日の夕飯はカツオよ!」という方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
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